畳の交換工事について

 畳の交換工事には、「新畳」「表替え」「裏返し」の3種類がございます。

 「新畳」は、現状の古く傷んだ畳をすべて撤去し、お部屋の採寸をして作った新たな畳に、入れ替える作業です。

 「表替え」は、現状 の「畳床」の状態が良く再利用できる場合(凹みなく平らで、虫食いが無い状態)に行う作業です。古く傷んだ畳表と古いへりを外して、新しい畳表とへりに交換します。その時期は様々ですが、一般的に10年~15年に一度、行うのが理想です。

 「裏返し」は、 現状の「畳表」をひっくり返して裏面を再利用し、新しいへりを付ける作業です。新品の「青畳」とまではいきませんが、「新畳」「表替え」をしてから約3~5年以内のものでシミ等が無いもの、もしくは出来るだけ早い時期に行えば、青味が残っており綺麗になります。ただし新畳の香りはございません。

 「畳替え」は工事をするタイミングと、使用する畳材料の見極めが大事です。とはいえ普段はよく目にする「畳」も、いざ交換となるとどうすればよいのか?どのようなものなのか?と、思われる方がほとんどです。

 最適な工事方法とご希望に合ったものを提案し、満足していただける様、アドバイスさせていただきます。

1. 畳表の種類と違い

 畳表は、イ草の産地・縦糸の種類・イ草の長さ等多くの種類があり、その組合せによって金額が異なります。

 産地は国産熊本表と中国産表がありますが、近年では、国内の約7割が中国産表と言われております。

2. 畳床の種類と違い

 畳床は現在、わら床・ポリスチレンフォームサンドイッチ床・建材床があります。

 近年では新築物件でハウスメーカー等が建材床を多く使用する傾向にありますが、築数十年の畳の入替えではサンドイッチ床タイプが多く使用されます。

3. 畳縁(へり)について

 畳のへりは数百種あります。(材質、綿100%・綿50%+ナイロン50%・ナイロン100%など)昔ながらのものでは、純綿の無地が座敷・客間等によく使用され、最近ではナイロン地のカラフルな無地や柄物が多く使用されております。  畳床は現在、わら床・ポリスチレンフォームサンドイッチ床・建材床があります

4. 床の間の畳

 寺院仏閣・一般住宅の床の間には、龍鬢(りゅうびん)表に高麗紋縁(大・中・小紋)を 付けることにより、格式空間として、座敷に高級感と風格をあたえます。

 龍鬢表には、天日で晒して赤く発色させたイ草で織りあげた赤龍鬢と、天日でさらさずに 青味を残したままのイ草で織り上げた青龍鬢の2種類があります。

5. 新畳の価格の目安

 新畳の価格は、各ランクの畳表と畳床の組合せにより金額が決まります。お部屋の用途、畳の枚数、予算等をお伝えください。担当者が誠心誠意ご説明し、対応いたします。

6. カラー畳の種類

 豊富なカラー表の中から、畳の色を選んでいただくことができます。

 カラー畳には「ヘリ付きカラー畳」と「ヘリ無しカラー畳」があります。

7. へり無し畳の種類と特徴

 縁無畳(ヘリ無し畳)は一般的に大きくわけて、3種ございます。

8. 床暖房対応の畳

 洋室だけではなく、和室にも床暖房システムを採用する現場も多くなりました。

 ガス式は、畳の下に温水が流れるパイプを設置し、その熱で畳を温める仕組みです。

9. 畳のお手入れQ&A

 畳を長持ちさせるには、こまめな手入れと管理が大切です。

赤穂 相生 上郡 備前 | 畳 襖 障子 はりかえの店0791-48-7076定休日〔 日曜・祝日 〕

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カラー畳が人気です。

 人気の琉球畳風カラー畳です。お部屋をモダンでシックにきめたい人が、2色のカラー畳を交互に敷いてお洒落にカラー畳を楽しめます。