床暖房対応の畳について
和室に床暖房システムを採用する現場には、それに対応した畳を使用する必要があります。
一般的に多い「ガス式」は、畳の下に温水が流れるパイプを設置し、その熱で畳を温める仕組みです。
熱伝導を良くするため(一般的には)13mmと、大変薄い畳になります。
「畳床」の内部構造も通常の畳、また通常の薄畳と全く異なり、熱による反りや寸法変化に対応した強い材質のものが使われます。
床暖房用畳に使われる「畳表」と「畳床」は、工事を施工する会社によって採用する商品が違います。
「畳表」が天然イ草の場合、熱による乾燥で生じる恐れのあるイ草の「擦り切れ」や「変色」、また樹脂製表の場合、熱により生じる恐れのある畳表の「たるみ」や「伸び・シワ」といった不具合、それらを考慮して当社では不具合の起こりにくい「和紙製表」での施工をオススメしております。(当社見解です)
床暖房用畳13mm仕上がり
へり付き・ヘリ無し・新調 ¥価格応談
「畳床」大建工業㈱ 健やか畳床 座スリムZ 床暖房対応タイプ をオススメします。
~~ 畳床 座スリムZの断面 ~~
「畳表」大建工業㈱ 健やかおもて 銀白 をオススメします。(床暖房には彩園は不向きです)
*使用上の注意点がいくつかございますが、お見積り・検討時にご説明いたします。